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全国地価マップを活用して土地の公的価格を調べる方法

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全国地価マップを活用して土地の公的価格を調べる方法
土地の公的価格は、国税庁や国土交通省などの各省庁によって管轄されています。
これらの省庁は、異なる目的に応じてそれぞれの公的価格を定めています。
しかし、不動産を売却する際には、できるだけ有利な条件で取引を進めたいと考えるのが普通です。
そのためには、複数の業者に査定依頼をすることが推奨されています。
なぜなら、それぞれの業者は異なる特徴や得意な地域、査定方法を持っており、実際の査定額にはばらつきがあるからです。
複数の業者の査定結果を比較することで、最適な業者を選び、不動産取引を有利に進めることができます。
参考ページ:土地 の 相続 税 評価 額 不動産を有利に売却する方法とは?詳しく解説!
ただし、業者に査定を依頼するためには、面談などの手続きが必要です。
そのため、手間がかかると感じることもあるかもしれません。
そこで、事前に自分が所有する不動産の価格を把握しておくことで、査定価格を容易に判断し、業者の選択もスムーズに行うことができます。
このような場合に役立つのが、全国地価マップです。
このウェブサイトでは、一つのマップ上で公的価格を確認することができますので、非常に使い勝手が良いサイトです。
具体的な使用方法を説明いたします。
都道府県地価調査価格とは
都道府県地価調査価格は、各都道府県知事が管轄して行われる調査であり、毎年7月1日時点の土地の評価額を示す指標です。
この価格は、土地の実際の市場価格とは多少のずれがありますが、公表される評価額に1.1をかけた金額が、土地の実勢価格に近いとされています。
公表について
毎年9月下旬になると、都道府県地価調査価格が公表されます。
この公表は各都道府県の知事によって行われ、地価調査の結果を公開します。
公表されることで、国民はその年の土地の評価額を確認することができます。
また、この地価調査価格は公的な評価の指針としても利用されており、実勢価格に近いとされる金額は、公表された評価額に1.1をかけることで算出することができます。
公表時期について
都道府県地価調査価格の公表は、毎年9月下旬に行われます。
この時期になると、地価調査の結果が一般に公開されます。
地価調査は年度の後半に行われ、その結果が集計されることで、公表される評価額が決定されます。
公表された評価額は、土地の市場価格の参考とされ、不動産取引や金融業界などにおいて活用されます。